料理のレシピを見ていて、「タイム」と書かれているのに家にない……ということはありませんか。
タイムは、肉料理や魚料理、スープ、煮込み料理などによく使われるハーブです。すっきりとした香りと、少しほろ苦い風味が特徴で、料理に奥行きを出したいときに役立ちます。
ただ、家庭料理では、タイムだけのためにわざわざ買いに行くのが大変なこともありますよね。そんなときは、料理に合わせて他のハーブで代用することもできます。
この記事では、タイムがないときに使いやすい代用品や、料理別の選び方、分量の目安、保存方法までわかりやすく紹介します。
タイムとまったく同じ香りにはなりませんが、使い方を知っておくと、いつもの料理を無理なくおいしく仕上げやすくなります。
タイムがないときは何で代用できる?

タイムがないときは、オレガノ、ローズマリー、バジル、マジョラム、セージ、パセリなどで代用しやすいです。
ただし、ハーブはそれぞれ香りの方向が少しずつ違います。どの料理に使うかによって、合う代用品も変わります。
まず覚えておきたいポイント
トマト料理ならオレガノ・バジル、肉料理ならローズマリー・セージ、魚料理ならパセリ・バジルが使いやすいです。迷ったら、香りが強すぎないものを少量から試しましょう。
たとえば、トマト料理ならオレガノやバジル、肉料理ならローズマリーやセージ、魚料理ならパセリやレモンと相性のよいハーブが使いやすいです。
タイムの代わりに使いやすいハーブの結論
迷ったときは、次のように選ぶと失敗しにくいです。
| 料理 | 代用しやすいハーブ | 使いやすさ | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| トマト料理 | オレガノ、バジル | とても使いやすい | パスタや煮込みに合わせやすい |
| 鶏肉料理 | ローズマリー、オレガノ、マジョラム | 使いやすい | 焼き料理やトマト煮に向いている |
| 魚料理 | パセリ、バジル、少量のオレガノ | 料理によって使いやすい | 仕上げに軽く使うと食べやすい |
| スープ・煮込み | オレガノ、マジョラム、ローリエ | 使いやすい | ローリエは煮込んだ後に取り出す |
| じゃがいも料理 | ローズマリー、パセリ | 使いやすい | ローストやソテーに合わせやすい |
家にいくつかハーブがある場合は、料理の味に近いものを選ぶのがポイントです。洋風の料理なら、オレガノやローズマリー、バジルが比較的合わせやすいでしょう。
完全に同じ香りにはならないが代用はできる
タイムの代用品を使うときに大切なのは、「同じ味にする」というより、「料理に合う香りを足す」と考えることです。
タイムは、すっきりとした香りの中に少し落ち着いた風味があります。一方で、オレガノはややスパイシー、ローズマリーは清涼感が強め、バジルは甘くさわやかな香りがあります。
そのため、代用すると料理の印象は少し変わります。けれど、料理に合うハーブを選べば、違和感なく仕上げることは十分できます。
コツ:「タイムに一番近いもの」を探すより、作る料理に合う香りを選ぶと失敗しにくいです。
まずは少量から入れると失敗しにくい
ハーブは少し入れるだけでも香りが立ちます。特に乾燥ハーブは、少量でも風味を感じやすいものが多いです。
はじめからたくさん入れてしまうと、料理全体がハーブの香りに寄りすぎてしまうことがあります。
タイムの代わりに使うときは、レシピに書かれている量よりも少なめから始め、味見をしながら調整すると安心です。
乾燥ハーブは香りが強く出やすい
乾燥ハーブは水分が抜けているため、フレッシュハーブより香りがぎゅっと感じられやすいです。
たとえば、乾燥ローズマリーや乾燥オレガノは、入れすぎると香りが強く残ることがあります。
初めて使うハーブの場合は、ひとつまみ程度から試すと扱いやすいです。
フレッシュハーブは仕上げに使いやすい
フレッシュハーブは、乾燥ハーブよりもみずみずしく、やわらかい香りが楽しめます。
料理の最後に散らしたり、仕上げに添えたりすると、見た目も香りもさわやかになります。
ただし、長く加熱すると香りが飛びやすいものもあります。バジルやパセリなどは、仕上げに加えると風味を活かしやすいです。
タイムの代用品一覧|料理に合わせて選べるハーブ

タイムの代用品として使えるハーブはいくつかあります。ここでは、家庭料理で使いやすいものを中心に紹介します。
どのハーブもタイムそのものではありませんが、料理に合わせて選べば、香りづけとして役立ちます。
選び方の目安
- しっかり香りを出したい:ローズマリー、セージ
- トマト料理に合わせたい:オレガノ、バジル
- やさしく香らせたい:マジョラム、パセリ
| 代用品 | 合う料理 | 香りの特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| オレガノ | トマト料理、煮込み、肉料理 | ややスパイシーでしっかりした香り | 入れすぎると主張が強くなる |
| ローズマリー | 肉料理、じゃがいも、オーブン料理 | すっきり強めの香り | 少量でも香りが出やすい |
| バジル | パスタ、トマトソース、鶏肉 | 甘くさわやかな香り | タイムよりやさしい印象になる |
| マジョラム | スープ、肉料理、卵料理 | やさしく穏やかな香り | 香りはやや控えめ |
| セージ | 肉料理、バター料理 | 深みのある香り | クセがあるため少量向き |
| パセリ | 魚料理、スープ、仕上げ | 軽くさわやかな香り | タイムの香りに近いわけではない |
オレガノ|トマト料理や煮込み料理に合う
オレガノは、タイムの代用品として使いやすいハーブのひとつです。
特にトマトソース、ミートソース、ピザ、煮込み料理などに向いています。タイムよりも少しスパイシーで、しっかりした香りがあります。
トマトやチーズとの相性がよいため、洋風料理に使いやすいのが魅力です。
ただし、オレガノを多く入れすぎると香りが強く出ることがあります。最初は少なめにして、足りなければ追加するとよいでしょう。
ローズマリー|肉料理やじゃがいも料理に合う
ローズマリーは、肉料理やじゃがいも料理に使いやすいハーブです。
鶏肉、豚肉、ラム肉、ローストポテトなどに合わせると、香りのよい洋風の仕上がりになります。
タイムよりも香りがはっきりしているため、代用すると料理の印象は少し変わります。しっかり香りをつけたい料理には合いますが、やさしく仕上げたい料理では入れすぎに注意しましょう。
注意:ローズマリーは香りが強めです。初めて使う場合は、少量から試すと料理になじみやすくなります。
バジル|パスタやトマトソースに使いやすい
バジルは、パスタやトマト料理に使いやすいハーブです。
タイムのような落ち着いた香りではなく、甘くさわやかな香りが特徴です。トマトソース、チキンソテー、カプレーゼ風の料理などに合わせると、明るい印象の味になります。
乾燥バジルは加熱料理にも使いやすく、フレッシュバジルは仕上げにのせると香りが引き立ちます。
マジョラム|やさしい香りで初心者にも使いやすい
マジョラムは、オレガノに近い雰囲気を持ちながら、やわらかい香りのハーブです。
強すぎる香りが苦手な場合でも使いやすく、スープ、肉料理、卵料理、野菜料理などに合わせやすいです。
タイムの代用として使うと、料理全体がやさしい印象になります。ハーブを使い慣れていない方にも扱いやすいでしょう。
セージ|肉料理やこってりした料理に合う
セージは、少し深みのある香りが特徴のハーブです。
肉料理やバターを使った料理、こってりした味つけの料理に合わせやすいです。ソーセージやひき肉料理などにも使われることがあります。
ただし、セージは香りに個性があります。タイムの代わりに使う場合は、ほんの少量から試すのがおすすめです。
パセリ|香りを軽く足したいときに便利
パセリは、タイムに香りが近いというより、料理に軽い香りと彩りを足したいときに便利なハーブです。
魚料理、スープ、グラタン、パスタ、卵料理など、幅広い料理に合わせやすいです。
タイムの代用品としてしっかり香りを出すというより、仕上げに彩りとさわやかさを足すイメージで使うとよいでしょう。
代用品を比較するときは香りの強さで選ぶ
タイムの代用品を選ぶときは、「どのハーブが一番近いか」だけでなく、香りが強すぎないかも大切です。
ローズマリーやセージは香りが強めなので、しっかりした肉料理に向いています。オレガノやバジルは、トマト料理やパスタに合わせやすいです。
ハーブの香りに慣れていない場合は、マジョラムやパセリのように、比較的やさしい香りのものから使うと取り入れやすいです。
ハーブを常備するなら、まずは使いやすいものから
トマト料理が多いならオレガノやバジル、肉料理が多いならローズマリーがあると便利です。いきなりたくさんそろえず、よく作る料理に合うものから選ぶと使い切りやすいです。
料理別|タイムの代わりにおすすめのハーブ

タイムの代用品は、料理によって合うものが変わります。
同じハーブでも、肉料理ではおいしく感じるのに、魚料理では香りが強く感じることもあります。
ここでは、料理別に使いやすい代用ハーブを紹介します。
鶏肉料理に合う代用ハーブ
鶏肉料理には、ローズマリー、オレガノ、マジョラム、バジルが使いやすいです。
鶏もも肉のソテーやローストチキンのように、しっかり焼く料理ならローズマリーがよく合います。鶏肉のトマト煮込みなら、オレガノやバジルが使いやすいです。
やさしい味に仕上げたいときは、マジョラムを少量使うと香りが強くなりすぎません。
おすすめの使い方:鶏肉に塩、こしょう、にんにく、オリーブオイル、少量のローズマリーをなじませて焼くと、シンプルでも香りのよい一品になります。
豚肉・牛肉料理に合う代用ハーブ
豚肉や牛肉には、ローズマリー、セージ、オレガノが合わせやすいです。
豚肉のソテーにはローズマリー、ひき肉料理やこってりした料理にはセージ、トマト煮込みやミートソースにはオレガノが向いています。
牛肉料理に使う場合は、ハーブの香りが強すぎると肉の風味とぶつかることがあります。少量から入れて、香りを確認しながら調整しましょう。
魚料理に合う代用ハーブ
魚料理には、パセリ、バジル、少量のオレガノが使いやすいです。
白身魚のソテーやムニエルなら、パセリを仕上げに散らすだけでも香りと彩りが加わります。トマトソースで魚を煮る場合は、オレガノやバジルも合います。
魚料理は繊細な味のものも多いため、香りの強いハーブは控えめに使うのがおすすめです。
スープや煮込み料理に合う代用ハーブ
スープや煮込み料理には、オレガノ、マジョラム、ローリエが使いやすいです。
野菜スープやトマトスープにはオレガノ、やさしい味のスープにはマジョラムが合います。
ローリエはタイムと同じ香りではありませんが、煮込み料理に香りを添える目的なら使いやすいです。入れたまま食べるのではなく、煮込んだあとに取り出すのが一般的です。
パスタやトマト料理に合う代用ハーブ
パスタやトマト料理には、オレガノとバジルがとても使いやすいです。
トマトソース、ミートソース、ピザ風の料理、ラタトゥイユなどには、オレガノの香りがよくなじみます。
バジルを使うと、香りがやわらかく、さわやかな印象になります。トマトとの相性がよいので、タイムがないときでも使いやすい代用品です。
野菜料理やじゃがいも料理に合う代用ハーブ
野菜料理やじゃがいも料理には、ローズマリー、パセリ、バジルが合います。
ローストポテトやじゃがいものソテーには、ローズマリーを少量加えると香ばしい印象になります。
温野菜やグリル野菜には、パセリやバジルを仕上げに使うと、重くなりすぎず食べやすいです。
料理の味を邪魔しない選び方
ハーブを選ぶときは、料理の主役を邪魔しないことが大切です。
あっさりした料理にはやさしい香りのハーブ、しっかりした味の料理には香りの強いハーブを選ぶと、バランスが取りやすくなります。
迷ったときは、まず少量だけ使ってみましょう。香りが足りなければ後から少し足す方が、失敗しにくいです。
料理別のおすすめ早見表
| 作りたい料理 | おすすめ代用ハーブ | 使い方 |
|---|---|---|
| 鶏肉のソテー | ローズマリー、マジョラム | 下味に少量入れる |
| 魚のムニエル | パセリ、バジル | 仕上げに軽く散らす |
| トマト煮込み | オレガノ、バジル | 煮込み中に少量加える |
| ローストポテト | ローズマリー、パセリ | 焼く前や仕上げに使う |
タイムの代用に向かないハーブや調味料

ハーブなら何でもタイムの代わりになるわけではありません。
香りの方向が大きく違うものを使うと、料理全体の印象が変わりすぎてしまうことがあります。
ここでは、タイムの代用として使うときに注意したいハーブや調味料を紹介します。
ミントやパクチーは香りの方向が違う
ミントやパクチーは、タイムとは香りの方向がかなり違います。
ミントは清涼感が強く、デザートや飲み物、エスニック風の料理に合いやすいハーブです。パクチーも独特の香りがあり、好き嫌いが分かれやすいです。
タイムの代わりに使うと、レシピの雰囲気と大きく変わってしまうことがあります。
ローリエは使えるがタイムの代わりとは少し違う
ローリエは煮込み料理によく使われるハーブですが、タイムと同じ香りではありません。
スープやシチュー、カレー、トマト煮込みなどで、香りを添える目的なら使えます。ただし、タイムのように細かく散らして食べる使い方とは違います。
ローリエを使う場合は、煮込むときに入れて、食べる前に取り出すようにしましょう。長く煮込みすぎると苦みが出ることもあるため、料理の様子を見ながら使うと安心です。
ハーブソルトは塩分量に注意して使う
ハーブソルトは、塩とハーブが混ざった調味料です。タイムが入っているものもありますが、商品によって中身はさまざまです。
ハーブソルトをタイムの代わりに使う場合は、塩分も一緒に加わる点に注意しましょう。
レシピ通りに塩を入れたうえでハーブソルトも使うと、味が濃くなりすぎることがあります。使う場合は、他の塩やしょうゆなどの量を少し控えめにすると調整しやすいです。
ここに注意:ハーブソルトは便利ですが、普通のハーブと同じ感覚で入れると塩気が強くなることがあります。味見しながら少しずつ使いましょう。
和風の薬味は料理によって合わないことがある
大葉、みょうが、しょうが、ねぎなどの和風の薬味は、料理によってはとてもおいしく使えます。
ただし、タイムの代わりとして洋風料理に入れると、少し和風の印象が強くなることがあります。
和風アレンジにしたい場合はよいですが、レシピに近い味を目指すなら、オレガノやローズマリーなどの洋風ハーブの方が合わせやすいです。
香りが強いものは入れすぎない
ハーブや薬味は、少量なら料理のアクセントになりますが、多すぎると主役の味を隠してしまうことがあります。
特にローズマリー、セージ、パクチー、ミントなどは香りが強く感じられやすいです。
タイムの代用品として使う場合は、まず少しだけ入れて、香りを確認してから増やしましょう。
タイムの代用品を使うときの分量の目安

タイムの代用品を使うときは、分量が大切です。
ハーブは「足りない」と感じたら後から追加できますが、「入れすぎた」と感じると調整が難しくなります。
特に初めて使うハーブは、少なめから始めるのがおすすめです。
乾燥ハーブで代用するときの目安
乾燥タイムの代わりに乾燥オレガノや乾燥バジルなどを使う場合は、まずレシピの量より少なめに入れると安心です。
たとえば、レシピに「乾燥タイム小さじ1」とある場合でも、代用するハーブによって香りの強さは変わります。ローズマリーやセージのように香りが強いものは小さじ1/2ほどから、オレガノやバジルも少なめから様子を見ると調整しやすいです。
香りが足りないと感じたら、少しずつ足していきましょう。
フレッシュハーブで代用するときの目安
フレッシュハーブは、乾燥ハーブよりも香りがやわらかいものが多いです。
乾燥タイムの代わりにフレッシュハーブを使う場合は、やや多めに使うこともあります。ただし、ローズマリーのように香りが強いものは、フレッシュでも少量から試しましょう。
フレッシュバジルやパセリは、仕上げに散らすと使いやすいです。
香りが強いハーブは半量から試す
ローズマリーやセージなど、香りが強いハーブは半量程度から試すのがおすすめです。
少し入れるだけで料理の印象が変わるため、最初からたくさん入れない方が失敗しにくいです。
香りが強いハーブは、細かく刻むとさらに香りを感じやすくなります。細かくする場合も、分量は控えめにしましょう。
ハーブミックスを使うときの注意点
ハーブミックスには、タイム、オレガノ、バジル、ローズマリーなどが混ざっているものがあります。
タイム単体がないときに便利ですが、商品によって配合が違うため、仕上がりの香りも変わります。
また、ハーブミックスの中には塩やガーリックが入っているものもあります。使う前に原材料を確認し、味が濃くなりすぎないように調整しましょう。
味見しながら少しずつ足すのが基本
タイムの代用品を使うときは、味見しながら少しずつ足すのが基本です。
煮込み料理なら途中で香りを確認し、ソテーや焼き料理なら下味の段階で控えめに使うと調整しやすいです。
仕上げにハーブを足す場合も、最初は少量にすると料理全体のバランスを取りやすくなります。
分量で迷ったときの考え方
ハーブは後から足すことはできますが、入れすぎると戻すのが難しいです。最初は控えめ、足りなければ追加を意識すると、家庭料理でも使いやすくなります。
乾燥タイムとフレッシュタイムの違い

タイムには、乾燥タイプとフレッシュタイプがあります。
どちらも料理に使えますが、香りの出方や使いやすい料理が少し違います。
代用ハーブを選ぶときも、乾燥かフレッシュかを意識すると、仕上がりをイメージしやすくなります。
乾燥タイムは煮込みや下味に使いやすい
乾燥タイムは、煮込み料理や下味に使いやすいです。
スープ、シチュー、トマト煮込み、肉の下味などに入れると、加熱中に香りがなじみやすくなります。
乾燥タイプは保存しやすい反面、古くなると香りが弱くなることがあります。香りがほとんどしない場合は、無理に使わず新しいものを用意した方が料理の仕上がりがよくなります。
フレッシュタイムは仕上げや香りづけに向いている
フレッシュタイムは、見た目も香りも楽しみやすいハーブです。
肉や魚を焼くときに添えたり、スープの香りづけに使ったり、仕上げに少しのせたりする使い方ができます。
乾燥タイムよりもやわらかい香りに感じられることが多く、料理を華やかに見せたいときにも向いています。
乾燥とフレッシュで代用するときの考え方
乾燥ハーブとフレッシュハーブでは、香りの強さや出方が違います。
乾燥ハーブは少量でも香りを感じやすく、フレッシュハーブはみずみずしく軽やかな香りが出やすいです。
乾燥タイムの代わりにフレッシュハーブを使う場合は、仕上げに加えると香りを活かしやすいです。逆に、煮込み料理に使うなら乾燥ハーブの方が手軽に使えます。
家庭料理では無理にそろえなくてもよい
レシピに乾燥タイムやフレッシュタイムと書かれていても、家庭料理では無理にすべてそろえなくても大丈夫です。
大切なのは、料理に合う香りを少し足すことです。
家にあるハーブを上手に使えば、買い足さなくてもおいしく仕上げられることがあります。
ひとこと:普段の料理なら、まずは家にある乾燥ハーブで十分です。慣れてきたらフレッシュハーブを取り入れると、香りや見た目を楽しみやすくなります。
タイムと相性のよい食材・調味料

タイムや代用ハーブを使うときは、相性のよい食材や調味料と合わせると、料理になじみやすくなります。
ハーブだけを目立たせるのではなく、にんにく、オリーブオイル、レモン、トマトなどと組み合わせると、自然な風味に仕上がります。
にんにくと合わせると肉料理に使いやすい
にんにくは、タイムやローズマリー、オレガノと相性のよい食材です。
鶏肉や豚肉を焼くときに、にんにくとハーブを一緒に使うと、香ばしく食欲をそそる香りになります。
ただし、にんにくも香りが強いため、ハーブと合わせるときはどちらも入れすぎないようにすると、食べやすく仕上がります。
オリーブオイルと合わせると洋風料理に合う
オリーブオイルは、ハーブの香りを料理全体になじませやすい調味料です。
肉や魚を焼くとき、野菜をグリルするとき、パスタを作るときなどに使いやすいです。
オリーブオイルにハーブの香りが移ると、料理にふんわりとした風味が加わります。
レモンや白ワインと合わせると魚料理に使いやすい
魚料理にハーブを使うときは、レモンや白ワインと合わせるとさっぱり仕上げやすいです。
白身魚のソテーにパセリとレモンを添えたり、魚の蒸し焼きに白ワインとハーブを加えたりすると、軽やかな味になります。
魚の種類によって香りの感じ方は変わるため、ハーブは控えめに使うとバランスが取りやすいです。
トマトやチーズと合わせると香りがなじみやすい
トマトやチーズは、オレガノやバジルと相性がよい食材です。
トマトソース、ピザ、グラタン、ミートソースなどにハーブを加えると、洋風らしい香りに仕上がります。
タイムがないときでも、トマト料理ならオレガノやバジルを使うことで、まとまりのある味になりやすいです。
料理全体の香りを強くしすぎないコツ
ハーブを使うときは、いくつも入れすぎないことも大切です。
オレガノ、ローズマリー、バジル、セージなどを一度にたくさん入れると、香りが複雑になりすぎることがあります。
まずは1種類、または2種類までにすると、料理の味がまとまりやすいです。
いつもの料理を少しだけ洋風にしたいときに
ハーブは、肉や魚、野菜に少し加えるだけで雰囲気が変わります。まずはよく作る料理に合うものを1つ選んで、少量から試してみるのがおすすめです。
ハーブを安全においしく使うための保存方法と注意点

ハーブは、保存状態によって香りが変わりやすい食材です。
せっかく料理に使うなら、香りが残りやすい状態で保存しておきたいですよね。
また、ハーブは食品として使うものですが、体質や好みによって合う・合わないがあります。無理なく使うことも大切です。
乾燥ハーブは湿気と直射日光を避けて保存する
乾燥ハーブは、湿気と直射日光が苦手です。
開封後はふたをしっかり閉め、できるだけ涼しく乾いた場所に保存しましょう。コンロの近くは熱や湿気がこもりやすいため、避けた方が安心です。
使うときは、濡れたスプーンを容器に入れないようにしましょう。湿気が入ると、香りや状態が変わりやすくなります。
フレッシュハーブは冷蔵保存して早めに使う
フレッシュハーブは、乾燥ハーブより傷みやすいです。
軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋や容器に入れて冷蔵庫で保存すると使いやすいです。ただし、バジルは冷蔵で葉が黒くなりやすい場合があるため、購入時の表示を確認し、できるだけ早めに使い切ると安心です。
葉がしおれていたり、変色していたり、傷みが気になる場合は、無理に使わないようにしましょう。
香りが弱くなったハーブの見分け方
乾燥ハーブは、見た目に大きな変化がなくても、時間が経つと香りが弱くなることがあります。
使う前に少し手に取って香りを確認してみましょう。ほとんど香りがしない場合は、料理に入れても風味を感じにくいことがあります。
香りが弱くなったハーブは、少し多めに入れたくなるかもしれませんが、古い風味が気になる場合もあります。気になるときは新しいものに替えると、料理の仕上がりが安定しやすいです。
子どもや香りが苦手な人がいる場合は控えめに使う
ハーブの香りは、人によって感じ方が違います。
大人にはおいしく感じる香りでも、子どもや香りに敏感な人には強く感じることがあります。
家族で食べる料理に使う場合は、最初は控えめにして、食べる人の好みに合わせるとよいでしょう。
体質やアレルギーが気になる場合は無理に使わない
ハーブは料理の香りづけに使われる身近な食材ですが、体質によっては合わない場合もあります。
食べ慣れていないハーブを初めて使うときは、少量から試すと安心です。
特定の食材で違和感が出たことがある場合や、不安がある場合は、無理に使わず、食べ慣れた食材で調整しましょう。
大切なこと:ハーブは料理の香りづけとして使う食品です。体調の変化を目的に使うものではなく、食べ慣れていないものは少量から試すと安心です。
ハーブは料理の香りづけとして楽しむ
ハーブについて調べていると、香りや成分についてさまざまな情報を見かけることがあります。
ただ、家庭料理で使う場合は、健康目的というより、香りづけや風味づけとして楽しむのが自然です。
タイムや代用ハーブは、料理をおいしくするための香りづけとして楽しむのがおすすめです。体調に関する不安がある場合は、自己判断で無理に取り入れず、必要に応じて専門家に相談してください。
まとめ|タイムの代用品は料理に合わせて選べば大丈夫

タイムがないときでも、料理に合わせてハーブを選べば、代用することはできます。
タイムとまったく同じ香りにはなりませんが、オレガノ、ローズマリー、バジル、マジョラム、セージ、パセリなどを上手に使えば、料理に合った香りを足しやすくなります。
肉料理ならローズマリーやセージが使いやすい
鶏肉、豚肉、牛肉などの肉料理には、ローズマリーやセージが使いやすいです。
しっかり焼く料理や、こってりした料理に合わせると、香りがなじみやすくなります。
ただし、どちらも香りが強めなので、少量から試すのがおすすめです。
トマト料理ならオレガノやバジルが合わせやすい
トマトソース、パスタ、ピザ、煮込み料理には、オレガノやバジルが合わせやすいです。
オレガノは少しスパイシーでしっかりした香り、バジルは甘くさわやかな香りがあります。
タイムがないときでも、トマト料理ならこの2つを使うとまとまりやすいです。
魚料理ならパセリやレモン系の香りと合わせやすい
魚料理には、パセリやバジルを控えめに使うと合わせやすいです。
レモンや白ワインと一緒に使うと、さっぱりした印象に仕上がります。
魚の味を活かしたいときは、ハーブを入れすぎず、仕上げに軽く加えるくらいでも十分です。
迷ったら少量から試して好みに調整する
タイムの代用品を使うときは、まず少量から試すのが一番失敗しにくいです。
香りが足りなければ後から足せますが、入れすぎると調整が難しくなります。
料理の種類や家族の好みに合わせて、無理なく使いやすいハーブを選んでみてください。
タイムがなくても、家にあるハーブで大丈夫
代用できるハーブを知っておけば、レシピをあきらめずに作れる料理が増えます。まずは少量から、好みに合わせて香りを調整してみましょう。
タイムがなくても、料理に合うハーブを選べば、いつものメニューをおいしく仕上げやすくなります。家にあるハーブを少しずつ試しながら、自分や家族の好みに合う使い方を見つけてみてください。

