疲れた日こそ簡単にできる!“リセット掃除”の習慣

一日が終わるころ、仕事や家事、育児で「今日はもう何もしたくない」と感じる日もありますよね。

夕食の片づけや洗濯、散らかったリビングなどが目に入っても、「明日やればいいかな」と思ってしまうこともあるでしょう。

そんな日は、家中をきれいにしようとする必要はありません。

寝る前に5分ほど、翌朝使う場所だけを簡単に整える「リセット掃除」を取り入れてみるのもひとつの方法です。

テーブルの上を片づける、シンクの食器を減らす、ソファまわりを整えるなど、ほんの少しでOK。

夜のうちに少し片づけておけば、翌朝に「まず片づけから始めなきゃ」という状態になりにくくなります。

この記事では、疲れた日でも取り入れやすいリセット掃除のやり方・続けるコツ・場所別の簡単な片づけ方をわかりやすくご紹介します。

この記事のポイント

  • リセット掃除は5〜10分程度でOK
  • 家中ではなく翌朝使う場所を優先
  • 疲れた日は1か所だけでも十分
  • 毎日同じ量をこなす必要はありません

“リセット掃除”とは?

“リセット掃除”とは、一日の終わりに部屋を「翌朝すぐに使いやすい状態」へ戻しておく簡単な片づけや掃除のことです。

大掃除のように、床から棚の中まできれいにする必要はありません。

たとえば、

  • ダイニングテーブルの上の物を戻す
  • 使った食器を片づける
  • リビングに出ている物を元の場所へ戻す
  • 洗面台についた水滴をさっと拭く

といった小さな作業だけでも十分です。

リセット掃除で大切なのは「完璧に終わらせること」ではありません。

「明日の自分が困らない程度に戻しておく」くらいに考えると、取り入れやすくなります。

夜のうちに少し整えておけば、翌朝にテーブルの片づけや食器の移動から始めなくて済みます。

朝食の準備や身支度など、次にやりたいことにも取りかかりやすくなるでしょう。

大掃除との違いは「元の状態へ戻す」こと

一般的な掃除では、「汚れを落とす」「細かい場所まできれいにする」といった作業をイメージする方も多いでしょう。

一方、リセット掃除は散らかった物を元の位置へ戻すことが中心です。

比較 リセット掃除 しっかり掃除
目的 翌朝使いやすくする 汚れを落とす・きれいにする
時間 1〜10分程度 時間を取って行うことも多い
作業例 物を戻す・テーブルを拭く 床掃除・水まわり掃除など
疲れた日 1か所だけでもOK 別の日に回してもOK

「掃除」というよりも、一日の終わりに部屋を元の状態へ戻しておく作業と考えるとわかりやすいでしょう。

疲れていてもできる“リセット掃除”のポイント

疲れている日にリセット掃除をするなら、最初からたくさんやろうとしないことがポイントです。

ここでは、取り入れやすい5つの方法をご紹介します。

① やることを3つまでに絞る

「キッチンも片づけて、洗濯物もたたんで、おもちゃも片づけて……」と考えると、やることがどんどん増えてしまいます。

そこで、夜に行う作業は多くても3つまでと決めてみましょう。

たとえば、

  • シンクの食器を片づける
  • テーブルの上を空ける
  • リビングの床に出ている物を戻す

この3つだけでも十分です。

今日は「テーブルだけ」でもOK。

毎日同じ量をこなす必要はありません。

その日に使える時間や、部屋の状態に合わせて量を変えましょう。

② 動線上の“ついで掃除”を使う

リセット掃除のためだけに新しく時間を作るのが難しい場合は、普段の行動に組み込む方法もあります。

たとえば、

  • 歯磨きのあとに洗面台の水滴を拭く
  • 寝室へ行く途中にリビングの物を1つ戻す
  • 夕食後、食器を運ぶついでにテーブルを拭く
  • お風呂へ行く前に床のおもちゃを箱へ戻す

といった方法です。

わざわざ「掃除の時間」を新しく設けなくてもよいため、夜の家事を増やしたくないときにも取り入れやすくなります。

③ 家族と一緒に“1分リセット”

家族と暮らしている場合は、一人ですべて片づけなくても大丈夫です。

寝る前などに「1分だけ、それぞれ自分の物を戻そう」と決めてみるのもよいでしょう。

1分でも、

  • 床のおもちゃを箱へ戻す
  • ソファの上の服を片づける
  • ランドセルやバッグを定位置へ置く
  • テーブルに出ている物を戻す

といったことができます。

小さな子どもと一緒に行うなら

「部屋をきれいにして」ではなく、「ぬいぐるみを箱に戻そう」「絵本を棚に置こう」など、やることを具体的に伝えるとわかりやすくなります。

④ 「見える場所」だけ整えるのもOK

家中を一度に片づけようとすると、作業がなかなか終わらないことがあります。

そんな日は、翌朝よく目に入る場所だけを優先しましょう。

たとえば、

  • ダイニングテーブル
  • キッチンカウンター
  • リビングの床
  • ソファまわり
  • 玄関

などです。

目につきやすい場所に物が少ないだけでも、部屋全体がすっきりして見えます。

⑤ 使いやすい掃除道具を近くに置く

ちょっとした掃除をするときは、道具をすぐに使える状態にしておくと便利です。

たとえば、

  • ハンディモップ
  • テーブル用の布巾やクロス
  • 洗面台用の小さなスポンジ
  • フロアワイパー

などがあります。

ポイント

掃除道具を奥の収納から毎回出す必要があると、それだけ手間が増えます。
使う場所の近くに置いておくと、必要なときに手に取りやすくなります。

リセット掃除のタイミングはいつがいい?

リセット掃除は、必ず寝る直前に行わなければならないものではありません。

自分の生活の中で取り入れやすい時間を選びましょう。

タイミング おすすめのリセット
夕食後 食器・テーブル・キッチンまわり
子どもの就寝前 おもちゃ・絵本・リビング
入浴前後 洗面台・脱衣所
寝室へ移動する前 テーブル・ソファ・床

夕食後の流れでキッチンだけ終わらせる人もいれば、子どもが寝る前に一緒にリビングを整える人もいるでしょう。

自分に合うタイミングで問題ありません。

タイマーを5分だけ使う方法も

「片づけ始めると、どこまでやればいいかわからなくなる」という場合は、タイマーを5分に設定する方法もあります。

5分経ったら、その日は終了です。

まだ続けられそうなら少し追加しても構いませんが、最初から長時間やることを前提にしないのがポイントです。

5分リセットの例

1分:テーブルの上を片づける
2分:床に出ている物を戻す
1分:ソファまわりを整える
1分:ごみをまとめる

場所別|夜にやっておくとラクなリセット掃除

どこから始めればいいかわからない場合は、翌朝よく使う場所を優先してみましょう。

キッチン

翌朝に朝食やお弁当を作る場合は、調理に使うスペースを少し空けておくと便利です。

すべてを完璧に片づける必要はありません。

  • 食器を食洗機や水切りカゴへ移す
  • 調味料を元の場所へ戻す
  • 調理台に置いた物を減らす
  • テーブルをさっと拭く

など、翌朝使う場所を確保しておくだけでも十分です。

リビング

リビングは家族の物が集まりやすい場所です。

夜は、

  • おもちゃを箱へ戻す
  • 読み終わった本や雑誌を戻す
  • クッションを元の位置へ置く
  • 床に置かれたバッグや服を移動する

などを優先しましょう。

「床とテーブルに出ている物を減らす」だけを目標にするのもおすすめです。

洗面所

洗面所は、朝の身支度で使うことが多い場所です。

夜に、

  • 出した化粧品を戻す
  • 歯ブラシやケア用品を整える
  • 洗面台の水滴を拭く
  • 使ったタオルを交換する

などをしておくと、翌朝すぐに使いやすくなります。

玄関

玄関も、短時間で整えやすい場所です。

  • 靴をそろえる
  • 使わない靴を靴箱へ戻す
  • 届いた荷物や段ボールを移動する
  • 翌日持っていく物を準備する

などをしておくと、朝の外出準備もしやすくなります。

疲れ具合別|今日はどこまでやる?

毎日同じ量の掃除をする必要はありません。

「今日はどこまでならできそうか」で決めてみましょう。

今日の状態 おすすめ
まだ少しできそう キッチン+リビングを5〜10分
かなり疲れた テーブルなど1か所だけ
ほとんどやりたくない 床の物を1つ戻して終了でもOK
今日はやめておきたい 何もしなくてもOK

リセット掃除は、毎日必ず行わなければならないルールではありません。

できない日はそのままにして、別の日に少し整えても大丈夫です。

リセット掃除を続けるための工夫

リセット掃除を取り入れるなら、一度にたくさんやろうとせず、作業をわかりやすくしておくのがおすすめです。

やることを固定する

毎晩「今日は何を片づけよう」と考えるのが面倒な場合は、リセットする場所を決めてしまいましょう。

たとえば、

  1. テーブルの上を空ける
  2. シンクの食器を減らす
  3. 床に出ている物を元に戻す

この3つだけを基本にします。

余裕のある日にだけ、洗面所や玄関などを追加すればOKです。

片づける場所を決めておく

物を戻す場所が決まっていないと、リセット掃除の途中で「これはどこへ置こう?」と迷ってしまいます。

よく使う物は、

  • リモコンはテレビ横のボックス
  • 充電器は棚のかご
  • 子どものおもちゃは専用ボックス
  • 郵便物は一時置きトレー

など、戻す場所を決めておくと片づけやすくなります。

掃除道具をすぐ使える場所へ

ちょっとした掃除に大きな掃除機を毎回出すのが面倒な場合は、フロアワイパーやハンディモップなどを使いやすい場所へ置いておく方法もあります。

「出す・使う・戻す」が簡単な道具を選ぶと、短時間のリセット掃除に使いやすいでしょう。

リセット掃除をすると翌朝の家事を減らしやすい

リセット掃除のメリットのひとつは、翌朝に片づける作業を減らしやすいことです。

朝起きて、

「テーブルの上の物を片づけてから朝食を置かなきゃ」

「シンクを空けないと朝食の準備ができない」

という状態だと、その分だけ作業が増えてしまいます。

夜のうちに少し整えておけば、そのまま朝食の準備や身支度などへ移りやすくなります。

夜に全部終わらせる必要はありません。

翌朝使うスペースが空いていれば、それだけでも十分です。

また、「使った物をどこへ戻すか」を決めておけば、翌朝に必要な物を探す手間も減らしやすくなります。

リセット掃除でやらなくてもいいこと

リセット掃除をするときは、夜にやらなくてもいい作業も決めておきましょう。

たとえば、

  • 棚の中を整理する
  • 収納を全部見直す
  • 換気扇を掃除する
  • 窓を拭く
  • 床をすべて水拭きする
  • 細かい汚れまで落とす

といった作業は、別の日でも構いません。

夜のリセット掃除は「明日使う場所を整えるところまで」で終了。

途中で別の汚れが気になっても、その場ですべて始める必要はありません。

気になる場所はメモしておき、時間のある日に掃除する方法もあります。

まとめ|疲れた日は5分だけでも十分

一日の終わりに家中をきれいにするのは大変です。

リセット掃除は、完璧に掃除を終わらせることではなく、翌朝使いやすい状態へ少し戻しておくことが目的です。

疲れている日は、

  • テーブルだけ
  • キッチンだけ
  • 床の物を3つ戻すだけ

でも構いません。

夜に少し整えておけば、翌朝に片づけから始めなくて済み、朝食の準備や身支度にも取りかかりやすくなります。

毎日必ず続ける必要もありません。

「できる日に、できる分だけ」くらいで取り入れてみてください。

まずは今夜、1か所だけリセットしてみませんか?

テーブルの上を空ける、靴をそろえる、洗面台をさっと拭く。

たった1つ終われば、今日のリセット掃除は完了です。

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