4歳の誕生日カードを書くとき、「どんな言葉を選べば喜んでもらえるかな」「毎年似たような文章になってしまう」と悩むことはありませんか。
4歳は、友だちとの関わりが広がったり、自分の気持ちを言葉で伝えようとしたり、園生活の中で成長が見えやすい時期です。ただし、成長のペースや得意なことは一人ひとり違うため、メッセージを書くときはその子らしさが伝わる言葉を選びたいですね。
この記事では、保育士さんが使いやすい4歳の誕生日カードメッセージ例文を、短文・タイプ別・園生活の場面別・保護者向けに分けて紹介します。言い換え表現や避けたい表現もまとめているので、カードを書く前の参考にしてみてください。
4歳の誕生日カードメッセージを書くときの基本ポイント

4歳の誕生日カードでは、子ども本人が読んでもうれしく、保護者が読んでも園での成長を感じられる文章にすることが大切です。
書く前に意識したいポイント
- その子らしい姿を具体的に入れる
- 「できたこと」だけでなく「頑張る姿」も伝える
- 保護者が読んでも安心できる言葉を選ぶ
- ほかの子と比べる表現は避ける
4歳児らしい成長や個性が伝わる言葉を選ぶ
4歳頃になると、友だちとの遊びが広がったり、自分の思いを言葉で伝えようとしたりする姿が見られることがあります。誕生日カードでは、「何ができるようになったか」だけでなく、その子らしい楽しみ方や関わり方を入れると、心に残るメッセージになります。
たとえば、「いつも元気だね」だけで終わらせるよりも、「園庭で友だちと走る姿がとても楽しそうです」と書くと、その子の様子がより具体的に伝わります。
「できたこと」だけでなく「頑張る姿」も入れる
誕生日カードでは、結果だけをほめるよりも、挑戦している途中の姿や、毎日少しずつ頑張っていることに目を向けると、やさしい印象になります。
例:「最後までできたね」だけでなく、
「難しいことにも少しずつ挑戦する姿がすてきです」と書くと、成長をあたたかく見守っている気持ちが伝わります。
保護者が読んでも安心できる表現にする
保育園や幼稚園の誕生日カードは、子どもだけでなく保護者も読むことが多いものです。園での様子や友だちとの関わりを入れると、家庭では見えにくい子どもの姿が伝わり、保護者にも喜ばれやすくなります。
ただし、家庭の事情や体調、発達の様子に踏み込みすぎる表現は避け、園で見られた前向きな姿を中心に書くと安心です。
ほかの子と比べる言葉や決めつけは避ける
「一番上手」「誰よりも早い」など、ほかの子と比べる表現は避けた方が安心です。また、「いつも泣き虫」「恥ずかしがり屋さん」など、性格を決めつけるような言葉も、受け取り方によっては気になる場合があります。
| 避けたい表現 | 安心な言い換え |
|---|---|
| クラスで一番上手 | 〇〇ちゃんらしく楽しんでいます |
| いつも泣き虫 | 気持ちを一生懸命伝えようとしています |
| 落ち着きがない | 興味のあることに元気いっぱい関わっています |
すぐ使える4歳の誕生日カード短文メッセージ例文

まずは、どの子にも使いやすい短文メッセージを紹介します。カードのスペースが限られているときや、文章を短くまとめたいときに使いやすい例文です。
使い方のコツ
そのまま使ってもよいですが、最後に「最近の園での姿」を一言足すと、よりその子らしいメッセージになります。
どの子にも使いやすいシンプルな短文例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。まいにちにこにこえがおで、たのしくすごしているすがたがとてもすてきです。これからも、いろいろなことをいっしょにたのしもうね。
おたんじょうびおめでとう。おともだちやせんせいといっしょに、たくさんあそんで、たくさんわらっている〇〇ちゃん。これからのせいちょうもたのしみにしています。
4さいのおたんじょうびおめでとう。できることがふえて、まいにちすこしずつおにいさん・おねえさんになっていくすがたを、うれしくみています。
やさしい雰囲気で伝える短文例文
おたんじょうびおめでとう。やさしいえがおで、まわりのみんなをあたたかいきもちにしてくれる〇〇ちゃん。これからも、すてきなえがおをたくさんみせてね。
4さいのおたんじょうびおめでとう。おともだちのことをよくみて、やさしくこえをかけるすがたがとてもすてきです。これからも〇〇ちゃんらしくすごしてね。
おたんじょうびおめでとう。ゆっくりでも、じぶんのペースでがんばる〇〇ちゃんのすがたに、いつもあたたかいきもちをもらっています。
元気いっぱいな子に合う短文例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。からだをうごかすことがだいすきで、いつもげんきいっぱいの〇〇くん。これからもたくさんあそんで、たのしいまいにちをすごそうね。
おたんじょうびおめでとう。園庭で走ったり、友だちと笑ったりする〇〇くんの元気な姿が、先生は大好きです。これからも元気いっぱい大きくなってね。
4さいおめでとう。新しい遊びにもわくわくしながら挑戦する〇〇ちゃん。これからも楽しいことをたくさん見つけていこうね。
保護者にも成長が伝わる短文例文
4さいのおたんじょうびおめでとうございます。園では、友だちとの関わりが少しずつ広がり、自分の思いを言葉で伝えようとする姿が見られています。これからの成長も楽しみにしています。
お誕生日おめでとうございます。毎日の園生活の中で、身の回りのことに自分から取り組む姿が増えてきました。〇〇ちゃんらしい成長を、これからも一緒に見守っていけたらうれしいです。
4歳のお誕生日おめでとうございます。遊びや生活の中で、友だちや先生とのやりとりを楽しむ姿が増えています。これからも園での一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
4歳児のタイプ別に使える誕生日カードメッセージ例文

ここからは、子どものタイプ別に使いやすい例文を紹介します。実際にカードへ書くときは、名前や園での具体的なエピソードを一言加えると、よりその子らしいメッセージになります。
友だちを引っ張るのが得意な子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。あそびのなかで「いっしょにやろう」とおともだちにこえをかける〇〇くんのすがたが、とてもたのもしいです。これからもみんなといっしょに、たくさんのあそびをたのしもうね。
おたんじょうびおめでとう。友だちと一緒に遊びを考えたり、楽しいことを見つけたりするのが上手な〇〇ちゃん。これからも〇〇ちゃんらしい明るさで、園生活を楽しんでね。
思いやりがあり友だちに優しい子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。おともだちがこまっているときに、そっとそばにいったり、やさしくこえをかけたりする〇〇ちゃん。そんなあたたかいすがたがとてもすてきです。
おたんじょうびおめでとう。お友だちの気持ちに気づいて、やさしく関わろうとする姿が増えてきました。これからも〇〇くんのやさしい気持ちを大切にしていこうね。
製作や工作を楽しむ子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。はさみやのりをつかって、じぶんでかんがえながらつくることをたのしんでいる〇〇ちゃん。すてきな作品ができるたびに、先生もうれしい気持ちになります。
お誕生日おめでとう。色を選んだり、形を工夫したりしながら製作を楽しむ〇〇くん。これからも、〇〇くんのすてきなアイデアをたくさん見せてね。
体を動かすことが好きな子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。園庭で走ったり、ジャンプしたり、からだをいっぱい動かしてあそぶ〇〇くん。元気いっぱいの姿を見ると、先生も楽しい気持ちになります。
おたんじょうびおめでとう。体を動かす遊びが大好きで、いろいろなことに挑戦する〇〇ちゃん。これからも、たくさん遊んで、心も体も大きくなっていこうね。
絵本やお話の世界が好きな子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。えほんをじっくりみたり、おはなしのせかいをたのしんだりする〇〇ちゃん。すきなおはなしをうれしそうにきくすがたが、とてもかわいらしいです。
お誕生日おめでとう。絵本の登場人物になりきったり、お話を思い出して教えてくれたりする〇〇くん。これからもたくさんの物語に出会っていこうね。
おしゃべりや会話を楽しむ子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。たのしかったことや、みつけたことをうれしそうにおしえてくれる〇〇ちゃん。おはなしをきくたびに、先生もにこにこになります。
お誕生日おめでとう。友だちや先生との会話を楽しみながら、自分の思いを伝える姿が増えてきました。これからも、〇〇くんのお話をたくさん聞かせてね。
恥ずかしがり屋でも少しずつ挑戦している子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。はじめはどきどきしても、すこしずつじぶんのペースでちょうせんする〇〇ちゃん。そのがんばるすがたを、先生はいつもみています。
お誕生日おめでとう。新しいことに少しずつ慣れながら、自分でやってみようとする姿が増えてきました。〇〇くんの一歩一歩の成長を、これからも応援しています。
マイペースに園生活を楽しむ子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。じぶんのすきなあそびをみつけて、じっくりたのしむ〇〇くん。〇〇くんらしいすてきな時間を、これからもたくさんすごしてね。
お誕生日おめでとう。自分のペースで遊びや生活を楽しみながら、少しずつできることを増やしている〇〇ちゃん。これからも安心して園生活を過ごしていこうね。
園生活の場面別に伝える4歳の誕生日カード例文

園生活の具体的な場面を入れると、誕生日カードの内容にあたたかさが出ます。保護者にとっても、園での様子が伝わりやすくなるため、短いエピソードを入れるのがおすすめです。
| 場面 | 入れやすい言葉 |
|---|---|
| ごっこ遊び | 友だちとのやりとり、発想、会話 |
| お当番 | はりきる姿、自分でやろうとする姿 |
| 行事 | 挑戦、楽しむ姿、友だちとの一体感 |
| 給食 | 少しずつ挑戦する姿、食べてみようとする気持ち |
ごっこ遊びや友だちとの遊びが広がった子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。ごっこあそびでは、じぶんでやくをかんがえたり、おともだちとやりとりをたのしんだりするすがたがみられます。これからも、たくさんのあそびをいっしょにたのしもうね。
お誕生日おめでとう。お店屋さんごっこやおままごとで、友だちと会話をしながら遊ぶ姿が増えてきました。〇〇ちゃんの豊かな発想がとてもすてきです。
お当番活動や身の回りのことを頑張る子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。おとうばんのときに、はりきっておてつだいをしてくれる〇〇くん。じぶんのことにも少しずつ取り組む姿が増えてきて、とても頼もしいです。
お誕生日おめでとう。身支度や片付けなど、「やってみよう」とする気持ちが育ってきました。毎日の小さな頑張りを、先生はうれしく見守っています。
運動会や発表会など行事で成長が見えた子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。行事では、いつもとちがう雰囲気の中でも、友だちや先生と一緒に楽しもうとする姿が見られました。〇〇ちゃんの頑張りがとてもすてきでした。
お誕生日おめでとう。運動会や発表会に向けて、練習を重ねる中で少しずつ自信をつけていく姿が印象的でした。これからもいろいろな経験を楽しんでいこうね。
給食や苦手なことに少しずつ挑戦している子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。給食の時間には、少しずつ食べてみようとする姿が見られるようになりました。〇〇くんの「やってみよう」という気持ちを、これからも大切にしていこうね。
お誕生日おめでとう。苦手なことにも、先生や友だちと一緒に少しずつ挑戦する姿が増えてきました。無理なく一歩ずつ進んでいく〇〇ちゃんを、これからも応援しています。
友だちとの関わりが増えてきた子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。おともだちのなまえをよんだり、いっしょにあそぼうとしたりするすがたがふえてきました。これからも、たくさんの楽しい時間をみんなですごそうね。
お誕生日おめでとう。友だちとのやりとりの中で、相手の気持ちに気づいたり、自分の思いを伝えようとしたりする姿が見られます。〇〇くんの成長をうれしく感じています。
園での生活リズムが安定してきた子への例文
4さいのおたんじょうびおめでとう。朝の支度や活動の流れに少しずつ慣れて、安心して過ごす姿が増えてきました。これからも〇〇ちゃんのペースを大切にしながら、楽しく過ごしていこうね。
お誕生日おめでとう。園での生活の中で、自分から準備をしたり、次の活動に向かったりする姿が見られるようになりました。毎日の積み重ねが、〇〇くんの自信につながっています。
保護者にも喜ばれる4歳の誕生日カードメッセージ例文

保護者向けの言葉を入れるときは、園で見られた子どもの成長をやさしく伝えるのがおすすめです。長く書きすぎる必要はありませんが、「園でこんな姿が見られています」と具体的に伝えると、保護者にとってもうれしいメッセージになります。
保護者向けメッセージのポイント
- 園での具体的な姿を入れる
- 家庭では見えにくい一面を伝える
- できないことより、成長途中の姿を伝える
- 感謝の言葉は短く自然に添える
園での成長や社会性を伝える例文
4歳のお誕生日おめでとうございます。園では、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じながら、自分の思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきました。これからも、〇〇ちゃんらしい成長を大切に見守っていきたいと思います。
お誕生日おめでとうございます。友だちとの関わりの中で、順番を待ったり、相手の気持ちに気づいたりする場面が少しずつ増えています。園での毎日が、〇〇くんの成長につながっていることをうれしく感じています。
家庭では見えにくい園での姿を伝える例文
4歳のお誕生日おめでとうございます。園では、友だちと一緒に遊びを考えたり、先生に自分の気持ちを伝えたりする姿が見られています。ご家庭とはまた違う一面を、これからも大切に見守っていきます。
お誕生日おめでとうございます。園生活の中で、身の回りのことに自分から取り組む姿や、友だちと笑い合う姿が増えています。〇〇ちゃんの園での表情を、これからも丁寧に見守っていきたいと思います。
子どもの個性をエピソードで伝える例文
4歳のお誕生日おめでとうございます。〇〇くんは、好きな遊びを見つけるとじっくり楽しみ、友だちにも「こうしてみよう」と伝える姿があります。自分らしく遊びを広げていく姿がとてもすてきです。
お誕生日おめでとうございます。〇〇ちゃんは、製作の時間に色や形を自分で選びながら、最後まで楽しんで取り組む姿があります。これからも、〇〇ちゃんらしい表現を大切にしていきたいと思います。
保護者への感謝を自然に添える例文
4歳のお誕生日おめでとうございます。日々の園生活の中で、〇〇ちゃんの笑顔や成長にたくさん出会うことができ、私たちもとてもうれしく感じています。いつも温かく見守ってくださりありがとうございます。
お誕生日おめでとうございます。〇〇くんが安心して園で過ごし、少しずつ成長していく姿を一緒に見守れることをうれしく思います。これからもご家庭と園で、成長を大切に見守っていけたらと思います。
途中入園や新しい環境に慣れてきた子への例文
4歳のお誕生日おめでとうございます。新しい環境の中で、少しずつ園生活に慣れ、安心して過ごせる時間が増えてきました。〇〇ちゃんのペースを大切にしながら、これからも楽しい経験を重ねていきたいと思います。
お誕生日おめでとうございます。はじめは緊張する場面もありましたが、今では好きな遊びを見つけたり、友だちや先生との関わりを楽しんだりする姿が見られています。これからの成長も楽しみにしています。
4歳の誕生日カードに使いやすい言い換え表現集

誕生日カードを書いていると、「すごいね」「頑張っているね」ばかりになってしまうこともありますよね。そんなときは、少し表現を変えるだけで、より自然であたたかいメッセージになります。
「すごいね」を自然に言い換える表現
「すごいね」は便利な言葉ですが、何がすごいのかを具体的にすると、子どもの姿がより伝わりやすくなります。
成長を伝える言い換え
- できることが増えてきたね
- 少しずつお兄さん・お姉さんになってきたね
- 前よりも自信をもって取り組めるようになったね
- 毎日の積み重ねが成長につながっているね
例文:身の回りのことに自分から取り組む姿が増えてきて、少しずつお兄さんになってきました。
努力を伝える言い換え
- 最後までやってみようとする姿がすてきです
- あきらめずに取り組む姿が見られます
- 難しいことにも少しずつ挑戦しています
- 自分なりに考えて取り組む姿があります
「頑張っているね」をやさしく伝える表現
「頑張っているね」は前向きな言葉ですが、使い方によっては少しプレッシャーに感じられることもあります。誕生日カードでは、無理に頑張らせる印象にならないよう、あたたかく見守る表現にすると安心です。
挑戦する姿を伝える言い換え
- 新しいことにも少しずつ挑戦しています
- やってみようとする気持ちが育っています
- 先生や友だちと一緒に取り組む姿が見られます
- 初めてのことにも興味をもって関わっています
少しずつできるようになった姿を伝える言い換え
- 前よりも自分でやってみる姿が増えています
- 少しずつ慣れて安心して過ごせる時間が増えました
- 自分のペースでできることを増やしています
- 日々の生活の中で成長が感じられます
やさしく伝えるコツ
「自分のペースで」という言葉を入れると、個人差を尊重したやさしい印象になります。
「優しいね」を保護者にも伝わる言葉にする表現
「優しいね」と書くときは、どんな場面で優しさが見られたのかを添えると、保護者にも園での姿が伝わりやすくなります。
友だちへの関わりを伝える言い換え
- 友だちにそっと声をかける姿があります
- 困っている友だちに気づく場面が見られます
- 友だちと一緒に楽しもうとする姿があります
- 相手の気持ちに気づこうとする姿が増えています
思いやりを伝える言い換え
- まわりの様子をよく見ています
- 友だちを大切にしようとする気持ちが伝わります
- やさしい言葉をかける姿がすてきです
- あたたかい関わりができるようになってきました
「大きくなったね」を4歳らしく表現する言い換え
4歳の誕生日カードでは、「大きくなったね」を心や生活面の成長として表現すると、より4歳らしいメッセージになります。
- 自分で考えて動く姿が増えてきたね
- 友だちとのやりとりを楽しめるようになってきたね
- 自分の気持ちを言葉で伝えようとしているね
- 園生活の中で頼もしい姿が増えてきたね
- 好きな遊びをじっくり楽しめるようになったね
「背が伸びたね」など見た目だけに触れるよりも、園での姿や心の成長を入れると、あたたかい印象になります。
4歳児の発達に合わせた誕生日カードの書き方

4歳は、言葉・遊び・友だちとの関わりなどに成長が見られやすい時期です。ただし、発達のペースには個人差があります。誕生日カードでは、年齢だけで決めつけず、その子自身の姿を見て言葉を選ぶことが大切です。
大切な前提
ここで紹介する発達の特徴は、あくまで一般的に見られやすい姿の一例です。実際には一人ひとりの成長のペースや園での過ごし方が異なるため、目の前の子どもの姿に合わせて言葉を選びましょう。
4歳児に見られやすい心と言葉の成長
個人差はありますが、4歳頃になると、自分の気持ちを言葉で伝えようとしたり、友だちとの会話を楽しんだりする姿が見られることがあります。また、ごっこ遊びや見立て遊びを通して、想像を広げる場面もあります。
誕生日カードには、「お話を楽しむ姿」「友だちと関わる姿」「自分の思いを伝えようとする姿」などを入れると、4歳らしい成長が伝わりやすくなります。
3歳の頃との違いをメッセージに入れるコツ
3歳の頃と比べると、4歳では園生活の流れがわかってきたり、友だちとの関わりが増えたりすることがあります。カードでは、「前よりも」「少しずつ」「自分から」といった言葉を使うと、成長の変化を自然に伝えられます。
例:朝の支度に少しずつ自分から取り組む姿が増えてきました。
5歳に向かう時期ならではの成長を伝えるコツ
4歳は、5歳に向かう中で、身の回りのことに自分で取り組もうとしたり、友だちとの関わりを楽しんだりする姿が見られることもあります。一方で、まだ甘えたい気持ちが出る場面もあり、一人ひとりのペースを大切に見守ることが大切です。
誕生日カードでは、「頼もしい姿が増えてきたね」「自分でやってみようとする気持ちが育っているね」など、前向きであたたかい言葉を選ぶとよいでしょう。
発達には個人差があることを前提に書く
同じ4歳でも、得意なことや苦手なこと、安心できる関わり方は一人ひとり違います。そのため、「4歳ならこれができるはず」と決めつけるよりも、その子自身の成長に目を向けることが大切です。
「少しずつ」「〇〇ちゃんのペースで」「安心して過ごせる時間が増えました」などの言葉を使うと、無理なく成長を伝えられます。
4歳の誕生日カードで避けたいNG表現と安心な書き換え方

誕生日カードは、子どもや保護者にとってうれしい記念になるものです。だからこそ、悪気なく書いた言葉でも、受け取り方によっては気になってしまうことがあります。ここでは、避けたい表現とやわらかい書き換え方を紹介します。
ほかの子と比べる表現は避ける
「クラスで一番」「誰よりも上手」などの表現は、ほかの子と比べている印象になりやすいため避けた方が安心です。
書き換えるなら、「〇〇ちゃんらしく楽しんでいます」「自分のペースで取り組む姿がすてきです」のように、その子自身の姿に注目するとよいでしょう。
「できない」「苦手」を強調しすぎない
誕生日カードでは、できないことや苦手なことをそのまま強く書く必要はありません。成長途中の姿として、前向きに表現するのがおすすめです。
書き換え例
避けたい表現:給食が苦手です。
安心な表現:給食では、少しずつ食べてみようとする姿が見られます。
性格を決めつける言葉に注意する
「泣き虫」「わがまま」「落ち着きがない」などの言葉は、子どもの性格を決めつける印象になりやすいため、誕生日カードには向きません。
子どもの様子を伝えたい場合は、「気持ちを一生懸命伝えようとしています」「興味のあることに元気いっぱい関わっています」のように、前向きな言葉に変えると安心です。
家庭環境や体調に踏み込みすぎない
誕生日カードでは、家庭の事情や体調、発達の心配ごとなどに深く触れすぎないようにしましょう。保護者への配慮として、園で見られた楽しい姿や成長した姿を中心に書くのがおすすめです。
「おうちでも大変だと思いますが」のような言葉は避け、「園では安心して遊ぶ時間が増えています」など、園での様子に絞ると自然です。
ネガティブな内容を入れたい時のやわらかい書き換え例
どうしても気になる姿に触れたいときは、直接的な言葉ではなく、成長途中として前向きに表現しましょう。
「落ち着きがない」を前向きに言い換える例
避けたい表現:いつも落ち着きがありません。
書き換え例:興味のあることに元気いっぱい関わりながら、毎日いろいろな発見を楽しんでいます。
「泣きやすい」を安心感のある言葉に変える例
避けたい表現:すぐに泣いてしまいます。
書き換え例:気持ちを一生懸命伝えながら、少しずつ安心して過ごせる時間が増えてきました。
「友だちとのトラブルがある」を成長表現に変える例
避けたい表現:友だちとよくトラブルになります。
書き換え例:友だちとの関わりの中で、自分の思いを伝えたり、相手の気持ちに気づいたりする経験を重ねています。
迷ったときの考え方
「困った姿」をそのまま書くのではなく、成長の途中としてどう見守っているかを伝えると、あたたかいメッセージになります。
まとめ

4歳の誕生日カードは、子ども本人にとっても保護者にとっても、成長を感じられる大切なメッセージになります。上手な文章を書こうとしすぎるよりも、その子らしい姿を思い浮かべながら、あたたかい言葉を選ぶことが大切です。
4歳の誕生日カードは成長・個性・園での姿をやさしく届けよう
4歳児は、友だちとの関わりや言葉のやりとり、身の回りのことへの挑戦など、日々の園生活の中でたくさんの成長を見せてくれます。誕生日カードでは、その成長を「できた・できない」だけで判断せず、頑張る姿や楽しむ姿として伝えると、やさしいメッセージになります。
また、保護者が読むことも意識して、園での具体的な様子を一言入れると、家庭では見えにくい姿が伝わりやすくなります。
迷った時は短文例文に一言エピソードを足すと書きやすい
メッセージが思いつかないときは、まず短文例文をもとにして、最後にその子だけのエピソードを一言足してみましょう。
アレンジ例
4さいのおたんじょうびおめでとう。まいにちにこにこえがおで、たのしくすごしているすがたがとてもすてきです。
+
最近はおままごとで友だちとやりとりを楽しむ姿が増えてきました。
4歳の誕生日カードは、長い文章でなくても大丈夫です。子どもの成長を見守る気持ちと、その子らしさが伝わる言葉を大切にして、心に残るメッセージを届けてくださいね。

