保育園・幼稚園の敬老の日メッセージ例文|年齢別・先生の一言・カードの作り方

敬老の日が近づくと、保育園や幼稚園で「おじいちゃん、おばあちゃんへどんなメッセージを書こう?」と迷うことがありますよね。

敬老の日は、長年にわたり社会に尽くしてきた方を敬い、長寿を祝う国民の祝日です。園ではこの時期に、子どもたちが祖父母や身近な大切な人へ感謝の気持ちを伝えるカードを作ることもあります。

まだ文字を書くのが難しい小さな子どもなら、短い一言やなぞり書きでも十分です。少しずつ自分の言葉で表現できるようになったら、一緒に遊んだ思い出や「ありがとう」の気持ちを加えると、その子らしいメッセージになります。

また、園で敬老の日のカードを制作するときには、先生から添える一言や保護者へのお願い文、祖父母参観の案内などが必要になることもあります。

この記事では、2〜3歳から年長児までの年齢別メッセージ例文をはじめ、先生から祖父母へ添える言葉、園のお便りに使える文章、カード作りのアイデアまでまとめました。

そのまま使うだけでなく、子どもが実際に話した言葉や思い出に置き換えながら、家庭や園に合ったメッセージ作りに役立ててください。

  1. 保育園・幼稚園の敬老の日メッセージ例文【年齢別】
    1. 2〜3歳|短い言葉となぞり書きで伝える例文
      1. 「ありがとう」を伝える短い例文
      2. 「だいすき」を伝える短い例文
      3. まだ文字が書けない子のカード例
    2. 4歳|自分の言葉を少し入れたメッセージ例文
      1. 一緒に遊んだ思い出を入れる例文
      2. 会いたい気持ちを伝える例文
      3. 先生や保護者が書き添える場合の例
    3. 5歳|身近な出来事や気持ちを伝える例文
      1. 思い出を一文入れる例文
      2. 感謝を自分の言葉で伝える例文
    4. 年長児|自分で文章を考えて書くメッセージ例文
      1. 2〜3文でまとめる例文
      2. 自分で考えるときの簡単な型
  2. そのまま使える敬老の日の短いメッセージ例文
    1. 「ありがとう」を伝えるメッセージ
    2. 「だいすき」の気持ちを伝えるメッセージ
    3. 「また遊ぼうね」と伝えるメッセージ
    4. 遠くに住む祖父母へ贈るメッセージ
    5. 敬老の日カードに書きやすい一言メッセージ
  3. 子どもらしい敬老の日メッセージを引き出すコツ
    1. 「何が楽しかった?」と具体的な出来事から聞く
      1. 子どもが答えやすい質問例
      2. 答えが出てこないときの声かけ例
    2. 子どもが話した言葉をできるだけそのまま残す
    3. 文章を大人が直しすぎないようにする
    4. 言葉が少ない子は絵や写真でも気持ちを表現する
  4. 先生から祖父母へ添える敬老の日メッセージ例文
    1. クラス全体のカードに添える先生からの一言
      1. やさしく温かい定番例文
      2. 少し丁寧に伝える例文
    2. 園児一人ひとりのカードに添える先生の一言
    3. 子どもの成長が伝わる先生からのメッセージ
    4. 遠方の祖父母へカードを送るときの一言
  5. 祖父母参観・敬老の集いで使える挨拶とメッセージ
    1. 祖父母参観の招待状に添える例文
      1. 保育園向けのやさしい招待文
      2. 幼稚園向けの丁寧な招待文
    2. 敬老の集いで子どもが伝える言葉
    3. プレゼントを渡すときの一言
    4. 行事終了後に伝えるお礼のメッセージ
  6. 保護者へお願いするときのお便り・案内文例
    1. 祖父母の宛名や住所を確認するときの依頼文
    2. 写真や材料の準備をお願いするときの文章
    3. 提出期限や持ち物をわかりやすく伝える書き方
    4. 祖父母参観への参加確認をするときの案内文
    5. 家庭ごとの事情に配慮した案内にするポイント
  7. 園児が作りやすい敬老の日カードの書き方・作り方
    1. 年齢に合わせて文字数と書く量を決める
      1. 2〜3歳の文字量の目安
      2. 4歳の文字量の目安
      3. 5〜6歳・年長の文字量の目安
    2. なぞり書きの文字を準備するときのコツ
    3. 子どもの絵とメッセージをバランスよく配置する
    4. 手形・足形を使ったカードアイデア
    5. 写真・折り紙・シールを使ったカードアイデア
  8. 敬老の日メッセージで気をつけたい表現とやさしい言い換え
    1. 「長生きしてね」など年齢を意識させる言葉はどうする?
      1. 使ってはいけないと一律に決めつけない
      2. 園で統一するならやわらかい言葉も選択肢にする
    2. 「おじいちゃん・おばあちゃん」を前提にしすぎない
    3. 祖父母以外の大切な人へ贈る場合にも配慮する
    4. 家庭環境を決めつけない案内文にする
    5. 敬老の日に使いやすいやわらかい言い換え例
      1. 「いつもありがとう」
      2. 「またいっしょにあそぼうね」
      3. 「これからもよろしくね」
  9. まとめ|敬老の日は上手な文章より子どもらしい気持ちを大切に

保育園・幼稚園の敬老の日メッセージ例文【年齢別】

敬老の日のメッセージは、長く立派な文章を書く必要はありません。年齢やその子の発達に合った方法で、気持ちを表すことを大切にしましょう。

ポイント
同じ年齢でも、文字への興味や書くことへの慣れには個人差があります。「○歳ならここまで書けなければいけない」という基準ではありません。できる部分を子どもに任せ、難しい部分を大人が手伝うくらいで大丈夫です。

目安 取り入れやすい方法 メッセージの例
2〜3歳 大人の代筆・なぞり書き・絵 いつもありがとう
4歳 短い言葉+思い出 またいっしょにあそぼうね
5歳ごろ 出来事+気持ち いっしょにおでかけできてたのしかったよ
年長児 自分で文章を組み立てる ありがとう+思い出+またしたいこと

※年齢はあくまで例文を選ぶ際の目安です。5歳児には年中児と年長児の両方が含まれる場合があります。年長児の例文は、自分で文章を考えてみたい子向けの参考としてご覧ください。

2〜3歳|短い言葉となぞり書きで伝える例文

2〜3歳ごろは、自分で長い文章を書くことよりも、「ありがとう」「だいすき」といった短い言葉を伝える方法が取り入れやすいでしょう。

先生や保護者が子どもの言葉を聞き取り、カードへ書き添える方法もあります。大きな文字を薄く書き、その上をなぞってもらうのも一つの方法です。

「ありがとう」を伝える短い例文

  • いつもありがとう
  • いっぱいあそんでくれてありがとう
  • おいしいごはんありがとう
  • いつもやさしくしてくれてありがとう
  • またあそんでね

「何をしてもらったときにうれしかった?」と聞いてみると、その子ならではの一言が出てくることもあります。

「だいすき」を伝える短い例文

  • おじいちゃん だいすき
  • おばあちゃん だいすき
  • ずっとだいすきだよ
  • またあいたいな
  • またいっしょにあそぼうね

「だいすき」という一言だけでも、十分に子どもの気持ちを表せます。無理に長い文章にする必要はありません。

まだ文字が書けない子のカード例

まだ文字を書くことが難しい場合は、無理に書かせる必要はありません。

大人が書き添える例

「おばあちゃんに何を伝えたい?」と聞いたところ、「またこうえんいきたい」と話していました。

このように、子どもが実際に話した言葉をそのまま残すと、その時期ならではの思い出にもなります。

4歳|自分の言葉を少し入れたメッセージ例文

4歳ごろは、自分が経験したことを少しずつ言葉で表現する場面も見られるようになります。

ただし成長のペースは一人ひとり異なるため、「4歳なら自分で文章を書ける」と考える必要はありません。

一緒に遊んだ思い出を入れる例文

  • おじいちゃん、このまえいっしょにこうえんにいってたのしかったよ。またあそぼうね。
  • おばあちゃん、いっしょにおりょうりしてたのしかったよ。ありがとう。
  • またいっしょにおさんぽしようね。
  • このまえいっしょにあそべてうれしかったよ。

「どこへ行ったか」「何をしたか」を一つ入れるだけでも、その子らしい文章になります。

会いたい気持ちを伝える例文

  • おじいちゃん、おばあちゃん、またあいたいよ。
  • またおうちにあそびにいくね。
  • つぎにあえるのをたのしみにしているよ。
  • またいっしょにいっぱいあそぼうね。

先生や保護者が書き添える場合の例

子どもがすべてを書くのが難しいときは、本人が話した部分を残し、それ以外を先生や保護者が補ってもよいでしょう。

「おばあちゃんとケーキをたべたのがたのしかった!」とうれしそうに話していました。また一緒に過ごせる日を楽しみにしているようです。

5歳|身近な出来事や気持ちを伝える例文

5歳ごろになると、楽しかった出来事と自分の気持ちを組み合わせて話せる子もいます。

なお、5歳児=必ず年長児という意味ではありません。誕生日や学年によっては年中児の場合もあります。5歳のお子さんの場合は、学年にかかわらず、本人が無理なく取り組める例文を選んでみてください。

思い出を一文入れる例文

  • おじいちゃん、このまえいっしょにむしをさがしたのがたのしかったよ。またいっしょにいこうね。
  • おばあちゃん、いっしょにクッキーをつくれてうれしかったよ。またつくろうね。
  • おしょうがつにいっしょにあそんだのがたのしかったよ。またあえるのをたのしみにしているよ。

感謝を自分の言葉で伝える例文

  • いつもやさしくしてくれてありがとう。だいすきだよ。
  • いつもおうえんしてくれてありがとう。これからもがんばるね。
  • いつもいっしょにあそんでくれてありがとう。またあそぼうね。

大切にしたいこと
大人がきれいな文章に整えすぎるよりも、意味が伝わる範囲で子ども自身が選んだ言葉を残すと、その子らしいカードになります。

年長児|自分で文章を考えて書くメッセージ例文

年長児では、会話をきっかけに自分で文章を組み立てることに挑戦する方法もあります。

ただし、同じ年長児でも文字への関心や書くことへの慣れには個人差があります。すべて自分で書くことを目標にせず、必要に応じて大人が手助けしましょう。

2〜3文でまとめる例文

  • おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう。このまえいっしょにおでかけできてたのしかったよ。またいっしょにいこうね。
  • おばあちゃんへ。いつもやさしくしてくれてありがとう。またいっしょにおりょうりしたいです。
  • おじいちゃんへ。いつもいっぱいあそんでくれてありがとう。こんどはいっしょにこうえんにいこうね。

自分で考えるときの簡単な型

  1. ありがとうを伝える
  2. 一緒にしたこと・楽しかったことを書く
  3. またしたいことを伝える

たとえば、「いつもありがとう。いっしょにどうぶつえんにいったのがたのしかったよ。またいこうね。」というようにまとめられます。

迷ったら、「ありがとう+思い出+またしたいこと」の3つから考えると、子どもらしいメッセージを作りやすくなります。

そのまま使える敬老の日の短いメッセージ例文

カードのスペースが小さい場合や、長い文章を書くのが難しい場合は、短い一言でも十分です。

「ありがとう」を伝えるメッセージ

  • いつもありがとう
  • いつもやさしくしてくれてありがとう
  • いっぱいあそんでくれてありがとう
  • いつもおうえんしてくれてありがとう
  • いつもだいじにしてくれてありがとう

「だいすき」の気持ちを伝えるメッセージ

  • だいすきだよ
  • ずっとだいすき
  • おじいちゃんだいすき
  • おばあちゃんだいすき
  • これからもいっぱいあそんでね

「また遊ぼうね」と伝えるメッセージ

  • またあそぼうね
  • またこうえんにいこうね
  • またいっしょにおでかけしようね
  • またおうちにあそびにいくね
  • つぎにあえるのをたのしみにしているよ

遠くに住む祖父母へ贈るメッセージ

  • またあえるのをたのしみにしているよ
  • こんどあったらいっぱいあそぼうね
  • またおとまりにいきたいな
  • いつもありがとう。またあいにいくね
  • またいっしょにおはなししようね

実際に会う予定が決まっているなら、「お正月に会えるのを楽しみにしているよ」など、予定に合わせて書き換えるとより自然です。

敬老の日カードに書きやすい一言メッセージ

伝えたい気持ち 短い例文
感謝 いつもありがとう
愛情 だいすきだよ
再会 またあおうね
遊び またあそぼうね
これから これからもよろしくね

小さなカードなら、一言+子どもの絵だけでもかわいらしく仕上がります。

子どもらしい敬老の日メッセージを引き出すコツ

子どもにいきなり「敬老の日のメッセージを考えて」と言っても、何を書けばよいのか思いつかないことがあります。

文章を考えてもらう前に、日常の会話のように質問しながら思い出を引き出してみましょう。

「何が楽しかった?」と具体的な出来事から聞く

「おじいちゃんのこと、どう思う?」という大きな質問より、具体的な出来事を聞いた方が答えやすいことがあります。

子どもが答えやすい質問例

  • この前、おばあちゃんと何をした?
  • おじいちゃんと遊んで何が楽しかった?
  • また一緒に何をしたい?
  • 何をしてもらったときにうれしかった?
  • 何て伝えたい?

「楽しかったこと→ありがとう→またしたいこと」の順番で聞いていくと、文章の材料が集まりやすくなります。

答えが出てこないときの声かけ例

言葉がなかなか出てこない場合は、思い出すきっかけを作ってみましょう。

声かけ例:
「前に一緒に公園へ行ったよね。何して遊んだっけ?」

それでも答えが出ない場合は、無理に言葉にさせなくても大丈夫です。絵やシール、手形など別の方法で気持ちを表すこともできます。

子どもが話した言葉をできるだけそのまま残す

「おばあちゃんのカレーがおいしかった」「また電車見に行きたい」などの言葉が出てきたら、できるだけそのまま残してみましょう。

大人から見ると素朴な言葉でも、本人が実際に話した言葉なら、その子らしさが伝わります。

文章を大人が直しすぎないようにする

助詞や言葉遣いが少し不自然でも、意味が伝わる範囲なら子どもの表現を生かす方法があります。

全部を「正しい文章」に直すことより、その子が何を伝えようとしたのかを大切に。
読み手に意味が伝わりにくい部分だけ、大人がそっと補うくらいでもよいでしょう。

言葉が少ない子は絵や写真でも気持ちを表現する

メッセージカードは、文字だけで完成させる必要はありません。

  • 好きな絵を描く
  • 手形や足形を残す
  • 写真を貼る
  • シールを選んで貼る

など、その子が取り組みやすい方法を選べます。

文字の量ではなく、子どもが制作に参加できたことを大切にすると考えると、カード作りも進めやすくなります。

先生から祖父母へ添える敬老の日メッセージ例文

園で制作したカードには、子どもの言葉だけでなく先生から短い一言を添えることもあります。

長文にする必要はなく、園での様子や制作時の様子が少し伝わるだけでも温かな印象になります。

クラス全体のカードに添える先生からの一言

やさしく温かい定番例文

  • いつも子どもたちの成長を温かく見守ってくださり、ありがとうございます。
  • 感謝の気持ちを込めて、子どもたちが心を込めてカードを作りました。
  • 子どもたちから、大切な皆さまへ感謝の気持ちをお届けします。

少し丁寧に伝える例文

  • 日頃より子どもたちを温かく見守っていただき、ありがとうございます。敬老の日にあたり、子どもたちが心を込めて制作しました。
  • 子どもたちが大切な方を思い浮かべながら、一つひとつ心を込めて作りました。どうぞお受け取りください。

園児一人ひとりのカードに添える先生の一言

  • 園でも毎日元気いっぱいに過ごしています。
  • 最近はお友だちとの遊びも少しずつ広がっています。
  • できることが増え、さまざまなことに楽しみながら取り組んでいます。
  • 大切なご家族のお話をうれしそうに聞かせてくれました。

個別に書く場合は、その子に実際に見られた園での様子に合わせて書き換えましょう。

子どもの成長が伝わる先生からのメッセージ

  • 最近は自分で身支度をしようと頑張る姿が見られます。
  • お友だちにやさしく声をかける姿が見られるようになりました。
  • 好きな遊びを見つけ、楽しそうに過ごしています。
  • 今回のカードも、楽しみながら制作していました。

成長の様子を書く場合も、定型文をそのまま当てはめるのではなく、実際の姿に合う内容を選びましょう。

遠方の祖父母へカードを送るときの一言

  • なかなかお会いできない中でも、ご家族のお話を楽しそうに聞かせてくれています。
  • 大切な方を思い浮かべながら、一生懸命カードを作りました。
  • 園で元気に過ごしている様子とともに、子どもからの気持ちをお届けします。

祖父母参観・敬老の集いで使える挨拶とメッセージ

園によっては、敬老の日の時期に祖父母参観や交流行事を行うことがあります。

行事名や参加対象、開催方法は園ごとに異なるため、実際の行事内容に合わせて文章を調整してください。

祖父母参観の招待状に添える例文

保育園向けのやさしい招待文

子どもたちが楽しみにしている敬老の日の集いを行います。当日は歌や遊びなどを一緒に楽しみながら、園で過ごす子どもたちの様子をご覧いただければと思います。皆さまのお越しをお待ちしております。

幼稚園向けの丁寧な招待文

敬老の日にちなみ、日頃子どもたちを温かく見守ってくださっている皆さまをお招きし、楽しいひとときを過ごしたいと思います。子どもたちも皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

敬老の集いで子どもが伝える言葉

  • きょうはきてくれてありがとう。
  • いつもありがとう。
  • いっしょにあそべてうれしいです。
  • きょうはいっぱいたのしんでね。

みんなで声をそろえて伝える場合は、短く覚えやすい言葉を選ぶと取り入れやすくなります。

プレゼントを渡すときの一言

  • いつもありがとう。どうぞ。
  • いっしょうけんめいつくったよ。
  • だいすきなきもちをこめてつくったよ。
  • おうちでかざってね。

行事終了後に伝えるお礼のメッセージ

本日はお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。子どもたちも皆さまと一緒に過ごすことができ、とてもうれしそうでした。温かく見守っていただき、ありがとうございました。

参加できない家庭にも配慮する場合は、「祖父母の皆さま」に限定せず、「ご家族の皆さま」「大切な方」など園の方針に合った表現に置き換える方法があります。

保護者へお願いするときのお便り・案内文例

敬老の日の制作や行事では、宛先の確認や写真、材料などを家庭に用意してもらうことがあります。

お願い文では、「何を・いつまでに・どのような状態で」準備すればよいのかを具体的に書くと伝わりやすくなります。

祖父母の宛名や住所を確認するときの依頼文

敬老の日に向けて、子どもたちが大切な方へ贈るカードを制作します。郵送を希望されるご家庭は、配布した用紙に宛名・郵便番号・住所をご記入のうえ、○月○日までに園へご提出ください。

園で郵送しない場合には、「カードの宛名を書くため」など、実際に住所等が必要となる目的に合わせて文章を変更してください。

写真や材料の準備をお願いするときの文章

敬老の日のカード制作で使用するため、お子さまとご家族が一緒に写った写真を1枚ご用意ください。サイズは○cm程度を目安に、○月○日までに記名してお持ちください。

写真を集める場合は、何に使用するのか、返却するのかなど、園の運用に合わせて必要な情報を添えておくと分かりやすくなります。

提出期限や持ち物をわかりやすく伝える書き方

お願い事項が複数あるときは、文章の中にすべて埋め込むより、箇条書きにすると確認しやすくなります。

  • 提出するもの:写真1枚
  • 締め切り:○月○日
  • サイズ:○cm×○cm程度
  • 記名:写真の裏面に記入

祖父母参観への参加確認をするときの案内文

○月○日に祖父母参観を予定しています。準備の都合上、参加予定の人数を○月○日までにお知らせください。参加が難しい場合も、お子さまが安心して当日を過ごせるよう園で配慮いたします。

家庭ごとの事情に配慮した案内にするポイント

敬老の日の過ごし方や家族の形は家庭によってさまざまです。

園全体への案内では、「必ず祖父母へ贈る」と限定するより、

「おじいちゃん、おばあちゃんや、お子さまにとって大切な方へ」

など、少し幅を持たせた表現にする方法があります。

祖父母参観についても、参加できる家族がいない場合の過ごし方などを園内であらかじめ考えておくと、子どもや保護者へ案内しやすくなります。

園児が作りやすい敬老の日カードの書き方・作り方

保育園・幼稚園児が敬老の日のメッセージカードを作る様子

敬老の日カードは、年齢だけで一律に内容を決めるのではなく、その子が自分でできる部分を取り入れることを意識すると作りやすくなります。

年齢に合わせて文字数と書く量を決める

ここは要チェック
「○歳なら○文字」という公的な文字数基準があるわけではありません。次の文字量はあくまで目安です。本人が無理なく楽しめる量に調整してください。

年齢の目安 文字の取り入れ方 無理なく作るコツ
2〜3歳 一言・なぞり書きなど 絵・手形を中心にしてもOK
4歳 短い1〜2文を参考に 一部だけ本人が書いてもOK
5〜6歳・年長 2〜3文程度を参考に 本人の負担に合わせて調整

2〜3歳の文字量の目安

「ありがとう」「だいすき」など、一言でも十分です。文字を書くより、絵やシール、手形などを中心にしてもよいでしょう。

4歳の文字量の目安

カードのスペースや本人の様子に応じて、「いつもありがとう。またあそぼうね。」のような短い1〜2文程度を参考にできます。

全部を書くのが難しければ、一部分だけ本人が書き、残りを大人が書き添える方法もあります。

5〜6歳・年長の文字量の目安

本人が書きたい場合は2〜3文程度にすると、感謝の気持ちに加えて、思い出や今後したいことも入れやすくなります。

文字数を達成することが目的ではありません。その子が無理なく取り組める量に調整しましょう。

なぞり書きの文字を準備するときのコツ

なぞり書きにする場合は、細かい文字をたくさん並べるより、大きめのひらがなで短い言葉を用意すると取り組みやすくなります。

  • ありがとう
  • だいすき
  • またあそぼうね

子どもの絵とメッセージをバランスよく配置する

カード全面を文字で埋める必要はありません。

たとえば、上半分に子どもの絵、下半分に短いメッセージを入れると、絵と文字の両方が見やすくなります。

迷ったら「絵を主役・文字は短め」に。
子どもが自由に描いた絵の空いたスペースへ「ありがとう」と添えるだけでも、十分にカードとしてまとまります。

手形・足形を使ったカードアイデア

まだ絵や文字を書くことが難しい子なら、手形や足形をカードの一部として使う方法もあります。

  • 手形を花に見立てる
  • 手形を動物の形にアレンジする
  • 足形と短いメッセージを組み合わせる
  • 制作した年月や年齢を小さく添える

絵の具などを使用するときは、園で使用している材料や製品の表示を確認し、子どもの様子を見ながら制作してください。

写真・折り紙・シールを使ったカードアイデア

  • 子どもの写真の周りをシールで飾る
  • 折り紙で花を作って貼る
  • 子どもが描いた絵を小さく切って貼る
  • 季節を感じるモチーフをスタンプで飾る

装飾を増やしすぎず、子どもの作品やメッセージが主役になるように仕上げるとまとまりやすくなります。

カードに正解はありません。文字・絵・写真・手形の中から、その子が楽しめるものを組み合わせてみましょう。

敬老の日メッセージで気をつけたい表現とやさしい言い換え

敬老の日には、「元気でいてね」「長生きしてね」などの言葉が使われることがあります。

敬老の日そのものには長寿を祝う趣旨があるため、こうした言葉を一律に「使ってはいけない」とする必要はありません。

ただし、園で全員に同じメッセージを書いてもらう場合には、家庭や相手によって受け取り方が異なることも考えて、幅広く使いやすい言葉を選ぶ方法もあります。

「長生きしてね」など年齢を意識させる言葉はどうする?

使ってはいけないと一律に決めつけない

「長生きしてね」は、祖父母への気持ちを込めた言葉として使われる表現です。

家庭の中で自然に使われていて、本人が伝えたい言葉であれば、無理に別の表現へ変える必要はありません。

一方で、相手の状況によっては、別の表現の方が自然に感じられることもあります。

園で統一するならやわらかい言葉も選択肢にする

伝えたいこと 使いやすい表現
感謝 いつもありがとう
また会いたい またいっしょにあそぼうね
これからの関係 これからもよろしくね
楽しい予定 また○○しようね

「おじいちゃん・おばあちゃん」を前提にしすぎない

「おじいちゃん」「おばあちゃん」という呼び方が自然な家庭もあれば、普段は別の呼び方をしている家庭もあります。

個別のカードであれば、その子が普段使っている呼び方にすると自然です。

祖父母以外の大切な人へ贈る場合にも配慮する

家庭によって、敬老の日にカードを贈りたい相手は異なります。

祖父母以外の親族や身近な人へ感謝を伝えたい場合もあるため、園の制作方針によっては、その子にとって大切な人を選べる形にする方法もあります。

家庭環境を決めつけない案内文にする

園のお便りで「おじいちゃん、おばあちゃんに必ずカードを送りましょう」と限定すると、準備が難しい家庭もあります。

言い換え例

「おじいちゃん、おばあちゃんや、お子さまにとって大切な方へ贈るカードを制作します」

このようにすると、敬老の日という行事の目的を伝えながら、家庭ごとの状況にも合わせやすくなります。

敬老の日に使いやすいやわらかい言い換え例

「いつもありがとう」

年齢を強調せず、感謝の気持ちを素直に伝えやすい言葉です。

「いつもあそんでくれてありがとう」「いつもおうえんしてくれてありがとう」など、具体的な出来事を加えてもよいでしょう。

「またいっしょにあそぼうね」

子どもらしい気持ちが伝わりやすく、次に会う楽しみも表せます。

「またいっしょにおりょうりしようね」「またこうえんにいこうね」など、実際にしたいことへ変えると、その子らしさが増します。

「これからもよろしくね」

短くまとめたい場合に使いやすい表現です。

「いつもありがとう。これからもよろしくね。」と組み合わせれば、シンプルながら気持ちの伝わるメッセージになります。

迷ったときは
「これは失礼?」「この言葉は禁止?」と一律に考えるより、本人が伝えたい気持ち・普段の呼び方・相手との関係に合わせて選ぶと自然です。

まとめ|敬老の日は上手な文章より子どもらしい気持ちを大切に

保育園や幼稚園で贈る敬老の日のメッセージは、立派な文章を書くことよりも、子ども自身の気持ちをその子なりの方法で表すことを大切にしたいものです。

2〜3歳なら「ありがとう」「だいすき」の一言や、大人が手伝うなぞり書きでも構いません。4歳、5歳と成長するにつれて、一緒に過ごした思い出や「また○○したい」という気持ちを少しずつ加えていく方法があります。

年長児で自分から文章を書きたい様子があれば、「ありがとう+思い出+またしたいこと」の順番で考えるとまとめやすくなります。ただし、同じ年齢でも言葉や文字への興味、書くことへの慣れには個人差があります。年齢別の文字数や文の長さは、あくまでカード制作の参考として考えましょう。

言葉がなかなか出てこないときは、「何をしたのが楽しかった?」「また何をしたい?」と具体的に聞くと、本人の思いを引き出すきっかけになります。

また、先生がカードや行事を準備する場合には、子どもの言葉を大切にしながら、家庭ごとの状況にも合わせやすい表現を選ぶことが大切です。

絵や手形、写真なども取り入れながら、今だからこそ残せる温かい敬老の日のカードに仕上げてみてください。

敬老の日のメッセージに迷ったら

まずはこの記事の例文から近いものを一つ選び、「一緒にしたこと」「本人が言った言葉」を一か所だけ入れ替えてみてください。それだけでも、その子だけのメッセージになります。

参考資料

タイトルとURLをコピーしました